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【HSPの特徴】よく眠る?性格ではない、その気質とは

仮面をつける木製の人形

HSPの人は、小さいことでもすぐに過敏に反応してしまい、人付き合いだったり色んな生きづらさを感じています。

そのことを自分の性格のせいにだとし、自分を責めて苦しんでいます。

でも、先ず知っていただきたいのは、HSPは性格のせいではなく、持って生まれた気質だということ。

例えば「よく眠る」と思われるのは、人よりも疲れやすい気質を持っているため、身体を休める必要があるからでしょう。

気質というのは、あなたの特徴で、一部なのです。

自分がHSPで、そういった特徴をもった人なんだと受け入れることで、自分を責めて苦しむことも減っていきます。

自分がHSPかどうかのチェックはこちらから出来ます。

驚く少女
HSP(Highly Sensitive Person) 日本語に訳すと 「とても敏感な人」です。 僕が、生きづらさと...

今回の記事では、HSPがどういった特徴を持つのかをお伝えします。

HSPの特徴① 色んな刺激に敏感に反応

ドライにしているラベンダー

敏感な分、ストレスも大きい

HSPは、五感である「聴覚」「視覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」にとても敏感です。

更に、第六感と言われるものや、エネルギーなどといった目に見えないものなどにも敏感に感じ取ります。

こういった普段から日常で受ける色んな刺激に対して敏感に反応し、鮮明に受け取ってしまいます。

HSPではない人にとったら何でもない刺激でも、敏感に受け取ってしまうのでストレスも大きく受けやすい特徴があります。

 

例えば、他の人が気にならないような小さな音でも気になってしまう。

人が多く集まる場所では、当たり前の音(話し声やグラスの当たる音、足音など)が気になり、自分でも知らないうちにストレスを溜めこんでしまいます。

他の人にとって何でもない物音が、HSPにとっては不快な雑音となって聞こえてきます。

 

他に、外からの刺激だけでなく、体内から受ける刺激にも敏感に感じやすいです。

腹痛や頭痛、疲れなどです。

 

HSPの人の中でも、五感、第六感の感じ方は様々です。

全ての感覚に敏感な人もいれば、聴覚だけとか一部の感覚だけが敏感な人もいます。

 

ですので、自分がHSPかと思う人は、どんな刺激に対して敏感なのかを知ることが大事です。

HSPは脳の情報処理能力が高い

何故刺激にたいして敏感なのか。

人は刺激に対して意識が向いていなければ、些細なことは感じません。

HSPの人は、気質的に神経が高ぶりやすく、不安や緊張が強くなりやすいです。

その為、無意識に刺激へ意識や注意が行ってしまい敏感になってしまいます。

 

HSPが敏感なのは、脳の情報処理能力が高いこともあります。

他の人と比べ、刺激を高度に複合的に、無意識に情報処理されてるといいます。

そのために、多くの刺激を豊かに認識することができるんです。

 

この情報処理能力の高さは、日常の小さな変化に気付くことができます。

 

会った瞬間にその人の調子が悪いことに気付いたり、部屋のなどの物の位置の変化なども入った瞬間に気付きます。

HSPの人からすると、見ているようで見ていない、聞いているようで聞いていない状態です。

なので、非HSPの人は小さいことも、細かいことも気にならないのです。

 

HSPは、小さな細かいことまでも気付き、気になって脳の情報処理も過剰になる為、脳も心も疲れやすいのです。

敏感さは、「異変・異常」の察知を早くする

食品に含まれる「カフェイン」や「防腐剤」、「化学調味料」。

また「大気汚染」や「川、海などの汚染」。

他には携帯電話やスマホ、家電から放たれる「電磁波」など、薬などにも過敏に反応するHSP。

 

こういった刺激の中で、人の身体によくないものがあれば、誰よりもいち早く察知できるのもHSPの特徴です。

 

この特徴は、それら刺激が人間にとって危険なものであることの警笛ともいえます。

人口の約20%いるHSPのおかげで、これまで危険を回避でき、地球上に人類が生き残ってきたとも思われているそうです。

HSPの特徴② 人からの影響を受けやすい

多数の木製の人形

他人の気分に激しく左右される

HSPが生まれながら持つ「鋭敏な神経」と「豊かな感受性」は、相手の気持ちを読み取ったり、場の空気を読むことに長けています。

ちょっとした表情や声の変化から気持ちが読み取れる。人が集まっている場に入った瞬間に、その場に流れる空気が読み取れてしまいます。

 

そしてHSPは「とても良心的」という特徴もあります。

 

これら二つの特徴が相まり、他人の気持ちにスーッと寄り添い、その人を深く思いやることができます。

 

「共感性」が高いのです。

そこにあるのがマイナスの感情であれば、それも共感してしまいます。

つまりプラスであれマイナスであれ、HSPは他人の感情に左右されやすいです。

過剰同調性とは

HSPは共感性が高いのですが、それを更に超える「過剰同調性」という特徴を持つ人もいます。

共感性との違い

共感性とは簡単に言えば「相手の気持ちがよくわかる」言葉通り共感できると言うことです。

共感性は共鳴し合う「音叉」にも例えられていて、共鳴はしてもお互い独立している状態です。

 

それに対して「過剰同調性」は、相手が自分の中に入り込んでしまう状態です。

 

HSPの人はこんな表現をされるそうです。

  • 「相手の心が自分の中になだれ込んでくる」
  • 「自分の中に相手が、水が上から下に流れるように入ってくる」

これを聞くと、自分ではどうしようもなく、相手の方から自分の中へ入ってくる感じのようです。

 

そして入り込まれると、その相手の思いや考えで、自分の中がいっぱいになってしまいます。

何故「過剰同調性」になるのか

HSPは「自分は自分、他人は他人」という、自分と他人との「境界線」がありません。もしくは薄いです。

HSPではない人は、その「境界線」をしっかりと持っており、無視し気に相手の思いや考えが過剰に入り込まないように、自分自身を守っています。

HSPはそれがない為に、相手の気持ちの変化などに敏感に反応出来ます。

ですが、それが「過剰同調性」を生む原因でもあるのです。

境界線が薄くなるのは何故?

HSPでなければ、母親に育てられる過程で、2歳半頃になると色んな経験の中で徐々に境界線が作られてきます。

 

「自我の目覚め」から「自己主張期」になり、自分と母親は別の人間なんだと「境界線」が作られます。

 

しかしHSPという気質は、それらがうまく出来ない人が多いようです。

とても敏感な為、親のちょっとした言動に傷つきやすいのです。

更に、相手の心を思いめぐすために、負の感情の処理ができずにトラウマになってしまいます。

 

これにより自我を育て、境界線を作るのに必要な「自己肯定感」が低くなり、「自己主張」もできません。

 

HSPの人みんなが境界線を持てないわけではないですが、HSPはそういったきしつの為に境界線を持てない傾向にあるのです。

HSPの特徴③ 直観力、ひらめきが強い

黒板に書いた電球マーク

考えなくても、瞬間的に本質がわかる

HSPの人は「直観力」が強いのも特徴です。

 

例えば、二つの案があり、その案を理解する前にどちらが本質的にいいのかがピンと直感でわかります。

会社などですれ違った男女の関係がわかったりもします。

 

普通であれば、そういった結論は色々な判断材料を元に導き出されますが、HSPは「判断材料を元に考える」というステップを抜きで結論にたどり着けます。

 

間違う時もありますが、おおむね当たっていることが多いようです。

 

僕がHSPなのかは、診断テストの自己判断なので確証はないですが、似たような経験はよくあります。

 

ある道具を使う時ですが、物理的にこう使うとか、応用の仕方がすぐわかるのですが、嫁にはそれがわからないってことがあります。

僕的には「え?何でそれがわからないの?」て感じだったのですが、そういうことだったのかもしれないです。

他にも「こうだから大丈夫」と友達に説明しても、理解してもらうことができなかったこともあります。

その説明が友達には、判断材料が抜けている説明だったのかもしれません。

 

僕の伝えたいことがうまく伝えられないことが多々あります。

口下手なだけかもしれないですが・・・

 

僕たちが思い出す「記憶」というものは、脳の中にある一部だということはあなたもご存知だと思います。

脳には思い出せない「記憶」もあるのですが、それをHSPは無意識にその「記憶」を呼び戻すことに長けていると言われています。

ある状況に遭遇した時に、その状況に関連した記憶を元に、直観と言われる結論を導き出している様です。

超能力のような力

赤ちゃんの頃のことや、お母さんのお腹にいた頃の記憶がある子供たちがいるのを聞いたことありませんか。

特に過敏なHSPには、そういった子供がいるそうです。

これもHSPが持つ脳の特徴からきていて、普通だったらしまい込まれている記憶が意識上に出てきていると考えられているそうです。

 

電磁波の刺激を感じるように、地震が放つ何らかのエネルギーにも過敏に反応する人もいます。

世界中で大地震が起きるたびに、「予知」するかのように体調が悪くなるそうです。

大地震の前に動物たちが異常行動を起こすことは知られていますよね。

そういった地震が発する何かを人間が感じ取れても不思議じゃないと思います。

HSPの特徴④ 慎重で、自分のペースで行動するのが好き

傘に隠れる猫

HSPが疲れやすいのは自己防衛

HSPはとても敏感であることはここまでで知って頂けたと思います。

色んな、些細な刺激、人の気持ちが分かってしまう、場の空気が瞬時に分かってしまう。

 

HSPは常に神経を張り詰めています。

その為に、HSPではない人と比べ、HSPはとても疲れやすいです。

 

そんな敏感な気質のHSPの人が、仕事でも遊びでも多くの人と話したり、沢山の刺激が存在している場所にいたら、そんな日が続いたらどうでしょう。

とても疲れてしまい、一人でゆっくりできる場所、人目がない、刺激がない場所に行きたくなります。

これもHSPの特徴の一つです。

 

HSPはストレスを感じやすく、程よいと言われるストレスの範囲も狭いです。

つまりストレスに対する体制が低いわけです。

一人になって刺激のない場所を望む特徴は、過度のストレスから身を守る自己防衛本能だと言われています。

HSPが慎重な理由

HSPの人は、仕事を引き受ければミスも少なく正確にこなしてくれます。

いい加減なことはしません。

 

その理由の一つはHSPは良心的だというところがあります。

逆に言えば手抜きができない気質だとも言えます。

 

もう一つ理由があり、それが慎重であることです。

仕事が遅い?

人間の脳には「行動活性システム」と「行動抑制システム」の二つを持っています。

 

「アクセル」と「ブレーキ」に例えることができ、前者は未知なものへ好奇心を抱き、行動的で無謀な行動を司ります。

後者の「行動抑制システム」は慎重な行動を司っています。

 

HSPの人は、この二つのシステムのバランスが「行動抑制システム」に片寄りがちです。

その為、仕事を頼まれた時、それが難しくないかを色んな条件から、臆病なほどに慎重に熟考します。

 

しっかりと考えた上で引き受けた仕事な為、完璧に近く仕事を完了させることができます。

ただ、この慎重すぎる面はときに、「丁寧だけど仕事が遅い」「臆病すぎる」「思い切りが無い」などといった評価を下されることもあります。

HSPの人が実力を発揮するには

引き受けた仕事を丁寧にこなすことができる長所があるHSPですが、条件があります。

それは、自分のペースでゆっくりと慎重に進めることができる環境です。

期日や時間制限、見張られていたりするなど、プレッシャーをかけられるとストレスとなります。

ストレスを感じやすいHSP にとっては大きなストレスとなり、緊張のあまり頭が動かなくなってしまいます。

HSPの特徴⑤ 内面的な生活を大事にする。

手作り箱庭

HSPの7割が内向型

人間には外向型と内向型の2タイプがあります。

  • 外向型:興味や関心が、社会の物事や他人の客観的な面に向く。
  • 内向型:興味や関心が、自分の内面など主観的な面へ向く。

外向型の人は新しくできた店や噂、流行やニュースなどに興味を持ちます。

それに対して内向型の人は、「人生や生き方」「人の心理」「生や死」など、人間の本質的な側面に惹かれ、それを掘り下げ、考えることに興味や関心があり、喜びを感じます。

そういった空想、想像を楽しむことのできる一人の時間を愛します。

 

HSPの7割はそのような内向型の特徴をもっています。

そしてとても想像力豊です。

 

内向型の特徴は、初対面の人に対して、会話を楽しんだりするのは苦手です。

でも何度か会うようになり、慣れてくるとリラックスできるようになります。

すると、味わい深い言葉が出せるようになり、人の心を惹きつけることも珍しくないようです。

 

内向型の特徴の豊かな内面であるからこそ出てくる言葉で、だからこその魅力です。

感動する才能

HSPの敏感な五感、直観力、共感性、豊かな感受性は、美しいものや、人生の心理に強く反応し共感することができます。

映画や絵画、誌や音楽、小説などが好きで、それから感動をする才能を人よりも持っています。

芸術家などにHSPが多いのもそのためだと思います。

残りの3割、HSS型のHSPとは?

HSPの7割が内向型だと言いましたが、残りの3割はというと、「HSS型のHSP」と言われています。

HSS(High Sensation Seeking)「刺激を大いに追い求めること」

これは外向型の特性で、外側への興味や関心があります。

ですので刺激を多くある都会をなどを好みます。

 

しかしHSS型HSPは、外向型の特性にHSPの特性もあります。

ですので少し外をぶらつくだけで敏感に刺激を受けることができ、大きい冒険といったことまでは好まない様です。

やはり敏感な故に体調も崩しやすいです。

最後に

HSPの人がみんな、全ての特徴が当てはまるわけではなく、やはりHSP中にもそれぞれ度合いが違います。

HSPだとしても、その特徴は非HSPより少し敏感なだけの人もいれば、人前では普通を装い、一人になるとHSPの自分に戻るHSS型HSPの人もいます。

僕の主観ですが、HSPか非HSPではなく、度合いの違いなのかなと思います。

例えば足が速い人もいれば遅い人もいる、背が高い人もいれば低い人もいるといったように、その人その人の持つ能力や特徴です。

変に区別する必要はないと思います。

ただ、HSPといわれる気質があることがまだあまり知られていない為、そういった特徴の人が誤解されやすい面があると思います。

それもHSPの人が生きづらさを感じる一つだと思います。

その為にハッキリとHSP 、非HSPと分けて理解してもらう必要があるのかなと感じます。

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