木のスプーンにハート型のクッキー

【愛着障害の治療、克服】必要なのは良い安全基地 その5つの条件とは

積み木を重ねる人形たち

愛着障害は「安全基地が持てない障害」とも言いかえることができ、治療・克服するには良い安全基地となってくれる存在が必要です。

安全基地とは?

  • いざという時、頼ることが出来る
  • 守ってもらえる存在
  • 安心のよりどころ
  • 心の支えとすることの出来る存在
  • 外界を探索する為のベースキャンプ

気持ちがまだ不安定なうちは、心細さを感じるうちは、頻繁に安全基地に頼ります。

安全基地での助けを求めます。

気持ちが安定し、安心・自身が持てるようになってくると、安全基地への求める回数も減ってきます。

次第に自分の力でも行動できるようになってきて、更に回復をしていけば、安全基地を心に思い描くだけで安心でき、それだけで十分になります。

実際に頼ることもなくなるかもしれません。

これが理想の安全基地です。

愛着障害の克服の為の、理想の安全基地 5つの条件

  • トラブルごとや危険なことがあったときなど、頼りたいときに逃げ帰ってきて助けを求めることができる。
  • でも常にそこに縛られる必要がない。
  • 本人自身の主体性(自分の意志、判断)が尊重される。
  • 必要とすること、求めることに応じてもらえる。

これが基本的なスタンスです。

これらをもう少し具体的にした、理想の安全基地5つの条件です。

①安全感の保証

最も重要な条件です。

一緒に居ても傷つけられない、これが最優先されるべき安全基地の条件です。

②感受性・共感性

愛着障害を抱えてる人が、何を感じていて、何をもとめているのかを感じ取ってあげ、共感してあげることが大事です

感受性が弱いと、相手のきもちが分からないし、無神経なことを言ってしまい、逆に傷をつけてしまうこともありえます。

③応答性(レスポンス)

相手が助けなど何かを求めている時は、すぐに応じてあげることが大切です

それが出来ていることで、いざという時に「頼れる」「相談できる」「助けてもらえる」という「安心感」に繋がります。

でも、相手が求めていない時、求めていないことまでに、余計な手を出すことは違います

そして、相手がしなくてはいけないことまで、やる必要はありません

相手が傷ついていて、弱っている時に、一時的に手を差しのべることはあっても、主役は愛着障害を抱えてる人です。

安全基地は支える側で、主役になってはいけないです

④安定した対応

相手が助けなどを求めてきたときに、その時の気分で、その求めに応じたり応じなかったり不安定な対応では、安全基地とは言えません

一貫した対応が大事です

⑤何でも話せる

相手が「隠しごとをしたり」「遠慮したり」などをしないで何でも話すことが出来る、心に抱えてることをさらけ出せる存在であること。

これは①~④の条件をクリアできて成せる条件かもしれないです。

つまり「何でも話せる関係」であることが、理想の良い安全基地であると言えます

最後に

心、身体ともに健康を守るためにも、愛着障害の克服の為にも、何でも話せる人を持つことが必要です。

家族でも、友人でも、恋人でも、配偶者でも、カウンセラーでも、誰でもいいんです。

今回あげた条件を満たしてくれる、何でも話すことが出来る人を持つことが克服の一歩となります。

ブログやSNSといったネット上の媒体も安全基地としての要素を持っています。

ただ、その場所で傷つけられる危険性もあります。

ですので、一番重要となるのは、条件を満たす人との出会いとなります。

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