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問題ない家庭の「愛着障害」原因は親から伝わる愛着スタイル

バトンタッチ

愛着障害の原因は、母親と死別した、離婚し出て行ったなど、実の親と愛着を形成できなかったことがあります。

でも、実の親に育てられている子供を対象に検証した結果、全体の3分の1もの不安定型愛着を示すそうです。

愛着障害とまではいかなくても、何らかの愛着問題を抱えてる子が、多くいたそうです。

親の愛着スタイルが子へ伝わる

実の親と死別や離別をしてなくても愛着に問題がでるのは、ネグレクト(育児放棄)や虐待といったことを受けている場合が考えられます。

しかし、全体の3分の1もの子がそういったネグレクトや虐待を受けているとは考えにくいです。

そこで分かってきたのが、親の愛着スタイルが子供に伝わっていることだったそうです。

愛着スタイルについてはこちら→【愛着障害】愛着スタイルの特徴「安定型」「回避/拒絶型」「不安型」

遺伝ではなく伝達

親、特に母親の愛着スタイルが子供に伝わりやすのですが、この伝わるというのは、遺伝ではありません。

その子供を育てた親の愛着スタイルによって、その子の愛着スタイルに影響がでます。

実の母親が安定型の愛着スタイルであっても、養子先の養母が不安定型の愛着スタイルであれば、その子は不安定型の愛着パターンを示しやすいのです。

その逆も同様です。

母親の影響が一番強いのですが、もちろん父親の影響も受けます。

両親の愛着スタイルが安定型と不安定型であれば、安定型との関係が不安定型を補うこともあります。

その後、色んな人との関係によって、10代初めころに愛着スタイルが固定されていきます。

子供とどう関わっているかが影響

親から子供に愛着スタイルが伝わるのは、どの部分からなのか。

それは、親が子供に対してどのように関わっているかが影響しているようです。

子供の愛着パターン別に、親の特徴をまとめてみました。愛着パターンについてはこちら→【愛着障害】子供の愛着パターン「安定型」と3つの「不安定型」

回避型の愛着パターン 母親は子供に対して、感受性やレスポンスが乏しいです。つまり子供に無関心で、あまり構っていない。
抵抗/両価型の愛着パターン 母親自身に不安が強く、神経質だったりする。子供に厳格すぎたり、過干渉だったり、甘やかしたり。
また、思い通りにならないと逆に突き放すといった両価的な態度もみられます。
子供に安心感を与えるよりも、いい子であることを求めがち。
混乱型の愛着パターン 母親の精神状態が不安定で、態度や気分で子供に対する対応がコロコロかわる。
虐待を行っている場合も、混乱型の愛着パターンを示します。

これを見ると親からネガティブな態度や扱いをされることで、不安定型の愛着スタイルを生んでしまうのがわかります。

 

自分が不安定型の愛着で育ってきた、我が子にまで自分と同じことをしてしまう。

本当の子育てが分からない。

でもここまで自覚できれば大丈夫です。後は、その本当に子育てに大事なことを知るだけです。

こちらの記事を読んで下さい。

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最後に

母親を主に、父親や祖父母、また対人関係により子供の愛着パターンが形成され始め、その後の愛着スタイルに影響を与えていきます。

十代の初めころに愛着スタイルは固定しはじめるようですが、大人になって恋人や結婚相手からの影響は、子供の頃におよぼした母の影響に匹敵するようです。

ただ、安定型同士が結婚すれば大丈夫ってわけではなく、不安定型同士が一緒になって幸福を掴むこともあり、どちらに転ぶかは複雑なようです。

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